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ひぃばぁは
よく私に
おにぎりを作ってくれた。
「ひぃばぁ…なっこ、お腹すいたょ」
私がお腹を押さえながらひぃばぁに言うと
「どれどれ。そこに座って待ってれ」
そう言うと
ひぃばぁは
私を台所の椅子に座らせ
手早くおにぎりを
作りはじめた。
自家製の梅干しを中に入れて
周りには塩だけがついてる
シンプルなおにぎりだった。
私は
ひぃばぁの作ってくれてた
あのおにぎりが
大好きだった。
どんな高級料理よりも
美味しかった。
私が嬉しそうにおにぎりをもらって食べてる姿を
ひぃばぁも満足そうな顔をして笑って見てたね。
私は
ひぃばぁの
あの笑顔も
大好きだった。
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