The way of life―author―

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日記を書く習慣はありませんでしたが、小説と詩を書く日課はありました。 読み返してみると意外と面白く、当時の私と面と向かって話しているような錯覚に陥ることもしばしば。 まあ、現在の私は聞き役ばかりで、聞こえてくる言葉は愚痴ばかりなのですがね。 まだなにも知らないのに世間に毒づく私を見て思うことは、若いなあ、これしかありません。 いや、もうね、歳をとってわかりました。後ろ向きになるのにも体力がいる! 素直に前向きになっておいたほうが楽なんです。アニソンや頑張れソングを聞いて「なにいってんだか」と思うとそれだけで疲れる……。 詩を読み返しているとそれがはっきりと出ていて、今はもう前向きなものか懐古的なものが大半を占めてます。 ネタさえあればいくらでも書けたあのころとは大違い。ジョギングでも始めればまた書けますでしょうか。 大人で産まれて、子どもになっていけばいろいろちょうど良かったのかなと思ってみたりします。 まあ、現実逃避以外のなにものでもありませんが。 さて、お久しぶりです。ルリトラノオです。 4巻が完結を迎え、書き始めたときは学生だった私も今はすっかり社会人になりました。 大好きだった漫画や小説のキャラがいつの間にか年下になり、同年代だったこの小説の登場人物達も抜かし……。 ああ、ときの流れとは残酷ですね。 本当に、歳って一年にひとつしか増えないんでしょうか? もっと増えているような気がしてたまらないのですが。 この小説の登場人物達が私に追いつくことはあるのでしょうか?
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