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やっぱり…正解したから何かください♪
何て、心の中で思いつつ…
「同じ中学の同級生…こっちに通ってる人少ないから話し掛けてくるみたい…」無難に答える…
「そうなんだ♪カッコいいよね♪」
はい、確かにカッコいいです…
その、嬉しそうな顔…
こんな、冴えないやつが彼の彼女じゃなくて良かった♪
と、全面に出てますよ…
「うん…中学の時は人気あったよ」
そこも無難に…
私は意識してないアピール…
「やっぱり…そうだ、山本さん今度一緒に帰ろう♪」
分かったよ、その誘いも…
「良いよ…」
いつも、一緒にいる訳じゃないし…火曜日、誘われたら正解ですねと褒めたげる♪
と、心のなかでは嫌味いっぱい…
私って最悪…
私って何か嫌な子…
そして、次の日の朝もシンゴくんは声をかけてくれた…
「おはよう♪」
「あっ、おはよう♪」何か、最近はシンゴくんと普通に友達みたいになってた…
「何だ?機嫌良いな♪」と、シンゴくんが聞いてきた…
「うん、機嫌良いからおやつあげる♪」と、シンゴくんにクッキーを渡した…
もちろん、市販のクッキー…
「おっ、サンキュー♪一緒に食おう♪」と、自分で食べると私にもすすめてきた…
「どうも♪」と、私も食べた…
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