花火大会…

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「おーい♪こっち♪」と、手を振られてしまった… 同じ中学の同級生… 男女5人… 女子がまず、聞いてきた… 「シンゴ…誰?」 あっ、誰も気が付いてない♪ お願い…シンゴくん言わないで… 「うん?こいつ、俺の彼女♪」 何が起こった? 「どうも…」 私は、どうして良いか分からず一言だけ言った… 「悪い…デートなんだ…2人にさせてくれる?」と、私の手を握ると皆から離れていった… 暫くすると… 「地元のイベント誘って悪かったな…知り合いに会いたくないんだよな…ごめん…」 と、頭を下げた… 「大丈夫だよ…さっきは、ありがとう…嘘つかせちゃってごめん…」 「あの場から逃げるのには、あれが一番かなと思って…」 「ありがとう…ところで、皆は?」 「今回は、ユウキからの誘いだったのに…アイツ急にバイトとか言ってさ…」 「えっ、今日は3人の予定だったの?」 状況が飲み込めない… 「まあ、仕方ないから2人で楽しもうぜ♪」 と、久し振りに2人で遊ぶことに… 2人でポテト食べたり、かき氷食べたり… 一緒に花火みて、声をあげて感動したり… 初めての体験ばかりで… 私は、まるでシンデレラの気分だった… 本当のデートのような…
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