卒業…そして

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「ダイエット、してないんだけど…全然、食べられないだよね…」 あれ?普通に会話してる… てか、私… 荷物、持たせちゃってる… 「ごめん…荷物、持たせちゃって…もう、大丈夫だから」と、手を出すと… 「別に良いよ…どうせ、通り道だし…学校まで持って行ってやるよ」 と、シンゴくんは私を学校まで送ってくれるみたい… 具合も良くなり頭がはっきりしてくると… 凄い事が起きている事に気が付く… 凄くない? 何か、彼女みたいな扱い… 夢でも見てるの? なんて、考えていたら… 「ブー子、全然食事してねぇの?」と、シンゴくんが聞いてきた… 「少しは食べるけど…一日一食がやっとかな?」 心配してくれてる? 「しっかり食わないと、また、倒れるぞ…少しずつで良いから…三食食った方が良いぞ」 何か…心配されてる… 嬉しい♪ そんな話をしながら学校に着いた… 「ありがとう…じゃあ」 と、私は荷物を受け取った… 「じゃあ…無理すんなよ」と、シンゴくんは行ってしまった… これって…何? こんな幸せ… 私は、今日死んでしまうの?
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