3人が本棚に入れています
本棚に追加
同日放課後。
桜は、龍と共に街中を歩いていた。
部活の勧誘はまだ始まっておらず、暇なので帰ろうとした時たまたま前方に龍を見つけたのだ。
「まさか変える方向まで一緒だとはね!なんか運命感じちゃう!」
「勝手に感じてろよ。」
「な!?それが乙女に対する態度ですか!」
「乙女はこんなにやかましくないです。」
「むー!」
桜が頬を膨らましていると目の前をパトカーが通過した。
「なんかあったのかな?」
「興味ない。」
相変わらず不機嫌そうに龍は言う。
「ねえついてってみようよ!」
「はあ?」
「ほら早く!」
「え?ちょ、ま・・」
龍が反論する間もなく桜は龍の手を引き走っていった。
最初のコメントを投稿しよう!