3人が本棚に入れています
本棚に追加
桜は始業三分前に教室に滑り込んだ。
校内で少し迷ってしまい、ギリギリの登校となった。
キーンコーンカーンコーン
よくありげなチャイムとともに初老の男が入ってきた。
「えー このクラスの担任になった柏木です。皆さんよろしく。では出席をとるぞー 足立ー・・・」
のんびりとした声で柏木は出席を取り始めた。
え?鬼塚?ス◯ット◯ンスの◯メコみたい!
そんなことを思っていた桜だったが、
「えーっとこれは・・・あー神風。神風龍。」
(え?)
「はい。」
声のした方を見るとそこには先程の髪が青い少年が座っていた。
桜の隣の席に。
「次。岸本ー・・・」
柏木はなにも気にすることなく出席確認を続けた。
桜があまりの衝撃に目を・にしていることも気づかず。
最初のコメントを投稿しよう!