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そいつはただ謝るだけだった。
激痛は収まることを知らない。
俺…死ぬのか…?
死ぬ前に1つ言いたいことがある。
それを言わなきゃ死ねない……。
「瑠美ーーーー!!」
瑠美は涙で濡れている顔をこっちに向けた。
「翔………?」
「お前のこと………」
「?」
「好きだあああああああ!!!!」
もうこれ以上でないくらいの声で叫んだ。
ずっと心の中に閉まってあったものを瑠美に渡す。
「え……?」
瑠美は驚いた顔でこちらをみた。
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