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気付いたら1人だった いつも‥1人だった でも何とも思わなかった だって 嬉しい、も 怒り、も 悲しみ、も 喜び、も 誰も教えてくれなかったから    「淋しくない?」 淋しいってなに? 分からないんだから、感じない このクレアに入ったのだって、ただ呼ばれたから されるがままに生きてきた ずっと感情なんて無かった みんなに出会うまで    「今日から仲間だね!」 仲間‥‥ 教えてくれたのはクレアのみんなだった 嬉しい、怒り、悲しみ、喜び 全部‥みんなが教えてくれた ただの人形だった俺が 人間として生活を始めた第一歩だった すごく大きな一歩 RIO.Y
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