赤い雷神

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「明日出発する、6:30に第三基地前に集まるようわかたな。」 武永は強く言い聞かせた。 「食糧はどうするんでごわすか?」 画体がものすごくいい堕松が心配そうに言った。 「食べ物のことばかり考えるな!」 武永が喝を飛ばした。 堕松は何よりも食べ物が好きなのである。 「わかったでごわす。」 堕松が下を向いて言った。 「それとそのしゃべり方のくせどうにかならないんですか?」 津海士が嫌味っぽく言った。 「むりでごわす。」 また下を向いて言った。 明日から本部から頼まれた重大なミッションが始まる。 初めての本部からのミッションに武信と秀雄は緊張していた。
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