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10分後、ノーダメというありえない結果でグレンはゲームを終えた
「あ、ありえねぇ…」
俺でも無理だぞ。と、呟き、驚くザクサスを見てグレンは
「いや、弱かった弱かった~。お前が邪魔しなきゃもうちょい早く終わったんだがなぁ。なぁ?ザクサス?」
怒りマーク型の血管が浮いている。いや、比喩じゃない。殺られる。と、ザクサスは覚悟し、「あは、あはは……」と顔を引き攣らせている。
「まあ、いいか、中々楽しかったぜ、ザクサス!」
「そうか、ならよかった!」
「さて、今度はお前に……」
言い終わらないうちにザクサスは
「ああ、俺はパスな。お前のやつ見てたらやる気無くしたよ」
「ああ!?ふざけんじゃねぇよ!!やれ!やれや!」
「嫌だ!誰がやるか!」
「負けるのが怖いのか?この腰抜けがぁ!」
「何を!」
二人の言い合いはしばらく続いたらしい。近くの客がそう話していた
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