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そのころ
｢お姉ちゃん！どこ！何してるの！｣
バン！と扉のドアを開ける。その先には…
｢んぅ…ダメよ…ん、あぅ｣
寝てる姉がいた
｢はぁ…お姉ちゃん！起きて！｣
｢誰ぇ…あと一日寝させて……｣
｢ふざけないで！また変な男の人が来てるの！どうにかしてきて！｣
｢えぇ…またぁ…？めんどぉよぉ…むにゃむにゃ…｣
｢いいから早くして！｣
｢はぁい｣
危ないあしどりで玄関へ向かう姉らしき女性
｢だぁれぇ？｣
玄関を開ける。そこには黒のスーツに身を包み、サングラスでつるっぱげ頭といういかにもどこかの組織という感じの男が立っていた
｢アリサ・メイナードさんですね｣
黒スーツの男がそういうとアリサと呼ばれた女性は目を覚ましたのか
｢ええ、そうよ？だったら何？早くしてくれる？｣
と、さっさとしろと急かした。多分、寝たいのだろう
｢単刀直入に言います。我々といっしょに来て下さい。あなたの力が必要なのです。｣
｢いやよ。面倒臭い。何であんたたちなんかの仲間にならないといけない訳？｣
｢二度も言わせないで下さい！あなたの力が、我々には必要なのです！人類が生き残るために！｣
｢悪いけど、他をあたって。私は、二度とあんなこと、したくない…｣
この女性アリサにも、何か秘密があるようだが、まあ、後々わかるだろう。
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