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「ふぅ、さて、追い返したことだしまた寝よう……」
しかし、待たしても言い終わらないうちに邪魔が入る
「ダメよ」
「もう、いいじゃないの。寝かして?ね?お願い!」
頭をさげ、パチン!とその前で手を合わせる。しかし……
「ダメよ。お姉ちゃん、いい加減起きてくれないとイロイロと片付かないの」
「むぅ…わかったわよ…まったく…」
渋々という形で起きてやることになった
「でも、フェイはなんでそんな早起きなの?」
「いや、これが普通なんだけど……」
呆れてものも言えない様子である
「にしてもさっきの人って見た目がでかくても中身は小さいのね!」
「確かにお姉ちゃんのいう通りかもね、でも!」
「なぁに?」
「早くご飯食べて!片付かないじゃない!」
と、いうと、拳を振り上げた。額には怒りマーク型に血管が浮いているようだ
「わかった!わかったから殴らないでぇ~!」
さっさと机に向かうアリサを見てフェイはふと
「それでもこんな毎日が私は大好き…」
と、悲しげに呟いた
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