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「わかったわヨシト。これからよろしくね。こっちのクルンちゃんは?」
クルンはペコリとお辞儀をする。
「これも秘密にしてほしいんだけどクルンは僕が錬金術で作ったホムンクルスなんだ」
「!!!!」
「一応妹と言う設定にしているけどクルンには性別はない。見た目が女の子みたいだから妹と言うことにしてある」
「生命を生み出すのは私の国では研究されていたの。キメラやホムンクルスは数多く生み出されていた。だけどここまで完璧な物は生まれて初めて見たわ」
「悪いんだけどクルンを物扱いは止めてくれ僕は家族として接しているから」
「兄様・・・・・」
「ごっごめん。悪気はないんだ、クルンちゃんごめんね。これからよろしく」
キャラは右手を差し出すとクルンも右手を出し握手する。
「気にしてないからいい・・」
「一応明日からの予定を言うと」
話が一段落したところで僕はタバコに火をつけながら言うと、
「ちょっと!なにそれ臭い!!」
「これ?これはタバコといって僕の世界の娯楽の一つだよ。確かにこの臭いは結構嫌われるからなぁ・・・・そうだ!」
魔法でタバコに細工し吸っている本人以外臭いも煙も感じないようにする。ついでに味はそのままでタバコに含まれるニコチンも無くす。
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