家を建てるのも大変

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朝目が覚めベットから起き時間を確認すると朝の7時。 窓から差し込む朝日が恋しくなった。 「おぉい朝だぞ起きろ」 パーテーションで区切った反対側に声を掛ける。 「・・・・・真っ暗だけど今何時?」 入り口はカーテンみたいので区切られているだけなので廊下から漏れるほんの少しの明かりしかない。 「この暗さじゃわかりづらいけど今は7時だよ」 光の玉を出し天井に固定する。 僕は魔法で水の玉を出し顔を洗いテーブルの上に魔法でご飯を出していく。 「あれご飯がある?ってこの食べ物ってこの世界の物じゃないわよね」 「朝からこの世界のはきついから魔法で作ったよ」 テーブルの上には今焼き上がったかのようなクロワッサンにカリカリのベーコンとスクランブルエッグにサラダが置いてある。 パンにしたのはご飯みたく箸を使ったりしないからだ。 「飲み物は何がいい?」 「私はいつも紅茶よ砂糖はなしで」 銘柄は詳しくないので適当にアールグレイで出し自分用にコーヒーとクルンにはココアを出す。 「これが全部魔法で作ったなんて信じられないわ」 「確かに普通こんな魔法の使い方しないもんね」 「そういえばクルンちゃんって元は何から錬金したの?」 「クルンは石からだよ。しかも食べ物から魔力を創り出す高性能付き」
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