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「ちょっと待って、魔法はそもそも自然界に宿る精霊の力を借りてするものよ」
「キャラの世界ではそうなんだ。この世界の魔法の定義は自分の魔力を操りそこにイメージをくわえ現象を起こすんだよ。確かに精霊は居るよ、力を借りた方が威力も高くなるけどそこに気が付く人がいないんだよ。魔法の詠唱もよりイメージしやすいように自己暗示に近いかな」
「じゃあヨシトが精霊の力を借りて魔法を使ったらどれくらいの威力になるの?」
「僕の場合はイメージだけで出来るから借りようとは思わないよ。それに精霊の力では出来ないこともしてるし」
「朝のとか?」
「兄様終わりました」
「あれはどの属性でもないからね」
答えながらクルンの頭を撫でてやるとクルンは嬉しそうに目を瞑る。
バルバスはロックタートルと同じように綺麗に分類されて置いてありノートに仕舞っていく。
「それは何?」
「これはノートと言って中に空間を創ってそこに物を保管管理できる物だよ」
「それもヨシトが作ったの?」
「僕以外創る事も使う事も出来ないよ」
「あたしにもそうゆうの創れるようになる?」
「かなり厳しいかな知識だけで頭がパンクするし魔力も相当使うはずだから。僕はこの魔法を創造魔法って言ってる」
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