プロローグ

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プロローグ

「!!」 「またか……。」 相沢は目を凝らした。 その視線の先には……。 白いモヤ…………。 その中心には一人の男性。 (まだ若そうだな……。) ここは駅のホーム。 相沢は会社の帰りだった。 改札を抜け、階段を上がった所。 そこへ目に飛び込んできた。 あのモヤが……。 相沢はくるりと振り返り、後ろのホームへと移動する。 「ハァッ。」 憂鬱な顔をし、周りに聞こえるような大きな溜め息を付いた。 (車通勤に変えるかな………。)
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