『半分。』

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貴方は憶えてないだろうな。 貴方と出逢って もう15年が過ぎたのを。 私は人生の半分を 貴方の想いと一緒に生きてきたよ。 いっぱい恋して いっぱい愛して いっぱい悩んで いっぱい泣いた。 ほんとはね 貴方に逢いたいよ。 貴方の顔が見たいよ。 貴方の声が聞きたいよ。 …貴方に触れたいよ。 叶わないのは知ってるけど …でも 願わずにはいられない。 なんでかな? どうしてかな? どうして、まだこんなに好きなんだろう。 その答えは 一生出てこないのを …私は、知ってるはずなのに。 私の人生の半分…一緒にいたなら 心の中でいいから ずっと 私の中にいて。 私には貴方の存在が必要だから。
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