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始まりはいつもこの日。 4歳の誕生日。 寝ている私“夕貴 魅李(ユウキ ミリ)”(作者:仮)を母が揺り起こす。 起きるとそこにはケーキ。 真っ暗な部屋で、4本の蝋燭の火が揺らめく。 定番のバースデーソングの終わりに全てを悟ったように蝋燭の火を吹き消す。 何も知らない頃の記憶。
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