[第二話]落ちた先は…関ヶ原!?

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「そうだわ!椎茸様を知りませんか?」 「……椎茸?貴様、椎茸を食べたいから此処へ来たのか?」 「あら嫌ですわ…椎茸様を食べるだなんて…むしろ食べられたい……きゃぁぁっ」 椎茸様…松永を想像しながら悶絶し始めた瑠璃姫を見て、三成は凍り付いたように固まっている。 「し…椎茸に…食べられたい…だと?」 「三成様…お気を確かに…!」 膝を地に着け、見る見るうちに顔を青ざめさせていく三成の肩を掴み、綾女が軽く彼を揺さぶりながら声をかける。 「ああ、そういや三成は椎茸が苦手だったか?」 家康はそんな三成を見てクスクスと笑いながら、昔に戻ったような懐かしい気分に浸っていた。 .
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