オタマタクシー

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「精子ってオタマジャクシの形してるじゃないですか」 ベッドで寝入りそうな所、春喜に言われて引き戻される 春喜も寝惚けながら話す 「オタマジャクシって意外と口が狂暴で…パクパクって 子供の頃初めて授業で見たんですけど その夜オタマジャクシに食われる夢見るくらい衝撃で…」 「うん?」 「何万億個の俺のオタマジャクシが友紘さんの内臓を動き回ってるって思うと、内側から侵略してるみたいで気分がいい…」 「!」 友紘は跳ね起きる 「……お前っ…」 「……」 春喜は寝惚けながら笑ってる 「……トイレ」 寝る前の友紘の思い出し嘔吐でした .
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