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「代わりに俺のことも名前で呼んでいいぞ?」
「……真鍋さんって名前あるんですか」
「あるよっ日本人だぞ」
「日本人関係無い」
「きよたかだよ 冬に降る雪って字に誉れ高きの誉れで雪誉(キヨタカ)」
「……名前正しく呼ばれたこと無いでしょソレ」
「一度もな まぁ それよりお前さ、それどうしたんだよ」
真鍋は春喜の左頬を指差す
「外出禁止な」
頬には湿布を貼ってみた
「痣になってるだろ はみ出て見えてるぞ 何したの」
「…転びました」
「嘘つけっ 何だアレか 例の鬼畜の彼女か」
「……」
(無駄に勘が当たるんだよなぁこの人)
「何やった訳」
「……口の中に出して飲ませたら殴られました」
「ぶは!ヤバイ!」
真鍋は大ウケ
「仕返しに手錠で繋がれてヤられました」
春喜は左手も見せる
「怖ぇ!」
真鍋は大爆笑
「スゲェ良かったです」
「あはは!」
真鍋は悶絶
「お前っ本当に鬼畜が好きだなっエムかっ」
「その人だけですよ」
「嘘つけ!佐藤にもなついてるだろ!鬼が好きなんだなお前」
「あぁ(同一人物ですもん…)」
(本当に無駄に勘が当たるなぁ)
「今度ディフェされたいんですよね」
「え マジ引く」
「意味分かる真鍋さんにも引きます」
「お前が言ったんだろっ病院行け!!」
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