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午後になった。
まぁ、これから学年関係なしの交流会が始まる。
リア充の時間ですね分かります。
早速イチャコラしてる人たちを探す。
言い忘れてたが、此処はパーティーホールと呼ばれる場所で、広さは・・・全校生徒×3くらい余裕で入るくらい。(因みに一クラス40人)
で、目に入ったのは書記さんと書記さんの親衛隊長。
会話に耳を傾けてみる。
「雛堂(スドウ)先輩、どうしたんですか?」
「ん、一緒・・・いい?」
「もちろんです」
雛堂というのは書記さんの苗字だ。
よく考えたらフルで名前が出てなかったのは書記さんだけだな。
ドンマイ、書記さん。
さて、もどかしいけど微笑ましいカップル未満の人のお陰で、だいぶテンション上がってきたな。
取り敢えず書記さんの恋の応援をして、他のやつを探す。
保健医が元久にちょっかい出して、冷たくあしらわれているのを発見。
元久が去ったあと、元久のファンの子にぼこられてるのが見えた。
お前に医者が必要だな。
心と身体、両方の。
えっと、次は・・・。
王道毛玉。
副会長やら会計やら1ーSのイケメンやら一匹狼やらに囲まれてる。
取り合いですね。でも、毛玉の声うっさい。
迷惑だ。もう一回水ぶっかけてやろうか?
・・・いや、やっぱ止めるか。
苛つくが、萌えるし。
元久を見れば、これ以上ないくらい目を輝かせてた。
何アレ怖い。
・・・俺もまだまだと言うことか。(腐的に)
そう思ってたら、近くに人の気配がした。
段々こっちに来る。
で、声を掛けられた。
「時景君、一緒にいてもいいかな?」
香月先生だ。
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