交流会一日目!

6/6
前へ
/437ページ
次へ
一人でホールからテラスに移動し、一息つく。 フラグは・・・立ってないと思いたい。 そう思ってたら、元久が来た。 「なーちゃん!」 何故鼻を押さえて・・・あ。 取り敢えずポケットからティッシュを出し、そこから一枚出して渡す。 「ありがとー」 「なっさけねぇ格好だな」 「いやぁ、萌えを堪能してたらつい・・・ね」 「そういやぁ、テメェ・・・俺を見捨てたよな」 「あ・・・え、えーっとぉ、仲間なら分かるでしょぉ?」 いや、分かるけどさ。だからこそ助けろよ。 その意味も込めて微笑む。 「な、なーちゃんだってぇ、俺が絡まれてるときにぃ、助けてくれなかったじゃんかぁ!」 そうきたか。 それなら、 「今回は喧嘩両成敗ってとこか・・・」 「そぉだねぇ・・・」 結局、俺らはそこでパーティーが終わるまで時間を潰した。 ・・・何か、明日のことで大切な事を忘れてる気がする。 何にもないといいが・・・。
/437ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4174人が本棚に入れています
本棚に追加