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『おーっと!?今回はなんと、あの親衛隊副総隊長がいるぞぉ!?』
ｷｬｱｱｧｧｧｧｰｰ!!
浪様、こっち向いてー!!
やべ･･･やる気でた
親衛隊受けフラグｷﾀー!!
うるせぇ!!
そして最後の奴、ちょっと後で語ろうか。
あ、どうでもいいが、逃げる奴は各クラス三人ずつ選ばれる。
だから、計54名が逃げる訳だ。
無論、毛玉もいる。
俺のクラスの他の奴は、
三嶋 更伊(ﾐｼﾏ ｻﾗｲ)
叶谷 廉地(ｶﾉｳﾔ ﾚﾝｼﾞ)
がいる。
三嶋は可愛い系で、廉地はクール系。
と、こうしている間に、リストバンドを配られた。
色は4色で、俺は黒だった。
『それでは、得点の説明です！
赤が1点、白が3点、青が5点、黒がなんと！20点です!!』
･･･はあぁあぁぁあ!?
点数配分がおかしいだろ!!
『因みに、黒は一人だけですから、頑張ってくださいねー!!それでは、逃げる方は今から逃走開始です！』
帰りたい。凄く帰りたい。
でも、一応やっとくか･･･。
サボった奴がいたクラスには連帯責任でペナルティあるしな･･･。
時間にも余裕がある。
俺は他の奴らが急いで散らばる中、ゆっくりと体育館から出たのだった。
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