交流会二日目!!

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また王道君が近付いて来ようとしたら、その目の前に浪が立ってた。 いつの間に移動したのか全く分からない・・・。 ホントに一瞬。 浪が王道君の首を掴んで、思いっ切り体育館の床に叩き付けた。 で、そのまま締め上げて・・・。 俺は、そこでなんとか意識を覚醒させた。 「なーちゃん、殺したら駄目・・・!!」 そう半分叫び声に近い声で言って走り出す。 冗談抜きで浪は王道君を殺そうとしている。 会長も俺の声で覚醒したのか、浪を止めに行くために走りだす。 「かっ・・・は、ぁ・・・ヒュ・・・・・・ッ」 浪は的確に頸動脈を絞めてる。 王道君は、もう意識は殆ど無い状態。 会長と二人掛かりで引き離そうとするけど、びくともしない。 その間にも王道君は死に近付いてく。 そこで会長が、唐突に浪の視界を遮ると、思いっ切り喉仏の有るところを指二本で突き上げる。 「・・・・・・ッ!」 他の生徒からは俺の身体と会長の身体で見えない。 が、その瞬間浪の力が弱まった。 そこを全力で引きはがす俺と会長。 ・・・喉仏を狙うとか、下手したら命に関わると思う。 でも、今回は結果がよかったから何も言わない。 それは置いといて、一番驚いたのは、浪に意識が無かった事だ。 今は眠っているのと同じ状態。 こうして波乱の交流会は幕を閉じた。 後日、何らかの罰が有るかと思ったが、何故かお咎め無しに終わったのはまた別の話だ。
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