気絶中の夢とその後

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――浪side―― 暗闇 光 液体 透明 白 音 赤ん坊の身体 意識が覚醒する。 たくさんの白が、音を出す。 それを見て、知識を得た。 言葉を覚えた。 “博士”と言う白。 その白は男で、大人。 白に持たされた銀。 自分より少し大きな茶色。 銀で、赤くした。 白は喜んでる。 喜びが何なのかは知らない。 知る必要がない。 そのあと灰色に移された。 液体からでた生活は、銀を持たされる時以外なかったが、液体が狭いと言ったら出された。 何度も銀を持った。 相手は全部違った。 黒 赤 金 赤 茶 赤 また金 赤 ・・・全部最後には赤になった。
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