気絶中の夢とその後

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白が言った。 パートナーを付けようと。 それは、白銀だった。 自分より白銀は大きかった。 白銀は色々知ってた。 それを教えてくれた。 ある日、白銀は金を連れて来た。 金は今までで1番小さかった。 白銀と金は、今まで自分に無い何かを教えてくれた。 白銀は“心”だと言った。 それから少しして、白銀はここを出ようと言った。 直ぐに賛成した。 ここが、この“施設”がどんな所かを知ったから。 白銀は機械を使うのが得意だった。 自分に出来る事は手伝った。 “施設”は赤くなった。 白たちが叫んでる。 白銀は金を背負って、俺の手を引っ張って走った。 他にも、色々な大きさの黒や茶、金たちが走ってた。 白銀は安全な場所を探して色々な場所へ行った。 そして見付けた。 ずっと居られる訳ではなかったけど、俺と白銀と金は幸せを知った。 “施設”の追っ手を気にしながらだから平穏ではなかったけど、普通の生活を知った。
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