浪と元久が1ーAの理由

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「今日は休日だから誰かが来るとかないかな」 「銀虎が来るんじゃねぇか?」 「あー、有り得る」 休日だけど俺は元久の部屋にいた。 見回りはあまりする気分ではなかったから、元久が仕掛けたカメラを見せてもらう為だ。 問題はなさそうだな。 「全部の映像チェック終わったか?」 「あぁ・・・ん?」 「どうした?」 「誰か来る」 「え?」 直後、チャイムが鳴った。 「今いくよぉ」 元久、チャラ男モードON。 この切り替えの速さは尊敬に値する。 元久がドアを開けると、銀虎を筆頭にクラスメートが何人か立っていた。 「勉強教えて」 ですよねー。 断る訳にはいかないから、勉強会開始。 暫くすると、またチャイムが鳴った。 今度は学級長たちだった。 流石に入りきらないな。 気付いたらクラスメート全員集合。 仲良いなこのクラス。 その後、話し合った結果第三会議室を借りる事にした。
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