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俺も元久も、聞き終えた後は頭を抱えていた。
「・・・忠告はしなくてもいいかなぁ」
「いや、一応しておく」
「聞くとは思えないよぉ?」
「大義名分は得られる」
「んー・・・。じゃ、先ずは忠告かぁ・・・」
「僕が行きます!」
早速手を挙げたのは綾戸先輩。
忘れた人の為に説明すると、生徒会長の親衛隊長。
間違いなく信頼できる。
「じゃあ他に~、誰かやってくれる人はいる~?」
また数人手を挙げた。
面子的には、人数も丁度良いし、比較的穏やかな人ばかりだ。
・・・元々穏やかな人しかいないけど。
「じゃあお願いねぇ~」
「「「「はい!」」」」
「何かあったら直ぐに逃げろ。余裕があれば俺達を呼べ」
「「「「はい!」」」」
・・・チワワかわいいなぁ。
そんなこんなで会議終了で解散。
浪と二人きりになった。
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