忠告と制裁は王道には付き物!!

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――主税side―― 今、僕は転校生であり、あの方のにっくき敵である東郷犀と対峙しています。 それでは、これから役目を果たす事にしましょう。 「来た、という事は、きちんと手紙を読んだんですね」 「話があるんだろう?何か相談か?何でも言えよ!友達だから答えてやるよ!」 クズが。 テメェとダチなんざ真っ平ゴメンだ。 ・・・失礼、言葉遣いが悪かったですね。 「貴方と友達になる気は全くありません。今日は忠告しに来ました」 「忠告?」 「生徒会の仕事や、風紀委員の仕事の妨害、更に器物破損など、貴方のしている事はこの学園に多大なる被害を齎します。よって、今後このような迷惑行為が認められた場合には然るべき処置を行わせていただきます」 「しかるべき処置?」 「実力行使に依る退学です」 「な・・・っ!?どういう事だよ!」 「そのままの意味ですが」 理解力の無いゴミはごみ箱に行って・・・逝って下さい。 正直表情はだいぶ引き攣った笑顔になってます。 後ろに控えている方々は完全に敵意剥き出しの顔になってますし・・・。 一分一秒でも早く此処から立ち去りたいです。
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