忠告と制裁は王道には付き物!!

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・・・それよりも、総隊長を侮辱した事は赦せませんね。 ですが今日は忠告だけで済ますよう言われてますし、我慢しましょう。 「・・・貴方と友達になるなんて心の底から願い下げです。先ず第一に、人の事を貴方の勝手な解釈で決めないで下さい。何様のつもりですか?たかが人間の一人でしょうが。偉そうな口を利かないで下さい。反吐が出る」 そして背を向け、帰るために一歩踏み出す。 念のためもう一度振り返り、 「あくまでも今日は忠告です。忘れないで下さい」 そう言って歩き出す。 十歩も歩かないうちに、突然後ろから変な音が聞こえた。 振り向くと転校生が他の人を倒して・・・ 『何かあったら直ぐに逃げろ』 浪様の声が脳裏を過ぎると同時に身体が走り出していた。 でも、遅すぎた。 後ろからの衝撃で派手に転ぶ。 起き上がる前に何度も蹴られた。 そして僕は意識を手放した。
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