王道君の登場です。

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おーお、顔を真っ青にしてやがんの。 元久の方を見ると、 【好きにしろ】 と口パクで伝えてきた。 そんじゃ、好きにさせてもらうとするか。 「んで、何か言っときたい事は?聞いてやるよ」 その言葉に逆上したのか、先程とは打って変わり顔を真っ赤にして、 「テ・・・テメェ!ざけんな!!」 あーうっせぇ。 取り敢えず殴り掛かってきたから避ける。 反撃は股間への蹴りをお見舞いしてやった。 「・・・~っ!・・・!」 声すら上げられない痛みに悶絶してるそいつを一瞥する。 生憎、俺は他人の痛みを考えてやれる程優しくねぇよ。 「勘違いも大概にしろ。これは自業自得だから、俺らを恨むなよ」 そして、自分の席に戻る。 クラスメートが皆股間を押さえていたのは笑えたな。(堪えたけど)
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