王道君の登場です。

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その時、クイッと袖を引っ張られた。 そして無言で差し出されたティッシュ。 興奮しすぎて鼻血が出てたらしい。 浪から貰ったティッシュを使って鼻栓をして、副会長に視線を戻すと、作り笑いではなく、黒い笑みが浮かんでいた。 「私の作り笑いを見破るとは・・・。面白い。犀、気に入りました。私のことは麟斗と呼んでください」 「え?ちょっ・・・んんっ!?・・・っはぁ、んむっ・・・!」 副会長とのキス、キター! しかも深い方だ! ヤベェ、鼻血が止まんねぇぜ!! ・・・ゾクッ ん?
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