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そして転校前日。
俺はいつもチームの皆が集まる場所にいた。
もちろん、転校することを伝えるためだ。
召集をかければ、皆すぐに集まる。
『魔姫!すまない、待たせたか?』
『魔姫・・・ごめ・・・ね?』
魔帝と魔鬼が来たのを筆頭に、他の幹部メンバーも来た。
『魔姫、いきなり召集なんて、一体どうしたんだ?』
『あぁ、・・・実は、転校することになった』
『『『はあぁぁぁっ!?』』』
『ひーちゃん、どぉゆうこと~?』
『この前、魔炎が黒狼の居場所を見付けてくれただろ?だから、黒狼に会いに行く』
そう言うと、魔鬼が抱き着いてきた。
『うわっ!?どうしたんだ!?』
『ん・・・しん、ぱい・・・』
『なんだよ、魔鬼は心配性だな』
『いや、ここにいる全員が思ってることだが・・・』
『俺は大丈夫だ!だから心配なんて必要無いんだぞ!』
そのあとも、皆が色々言ってきたが、何とかして説得した。
で、俺が転校するから、その別れを惜しむ会みたいなのをやった。
最後に、
『転校しても、Satanの総長はお前だから、いつでも戻って来てもいいんだ』
って皆が言ってくれた。
凄く嬉しかったな!!
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