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と思った瞬間、突然麟斗がキスを中断した。
逃げるなら今しかない!!
全力のアッパーカットを入れてやる。
予想以上に綺麗な弧を描いて動かなくなった。
・・・生きてる、よな?
俺は正当防衛しただけだから、何にも悪くなんてないんだ!
誰かに見られる前に、その場から立ち去る。
玄関(やっぱり無駄に豪華)に入ったとき、不意に麟斗をどこで見たか思い出した。
「アイツ、『heaven』の参謀の『光狐』じゃん・・・」
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