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席についたら、横にいた奴に突かれた。
で、そっちを見てみたら爽やかなイケメンがいた。
「・・・何だよ?」
「アンタ、面白い事するね。おまけに唐牧Tに気に入られるなんてさ。あ、俺は木暮 馨(コグレ カオル)。よろしくね」
「おぅ、よろしくな!」
「あ、ワイは南波智喜(ナンバ トモキ)っちゅーんや、よろしゅうなー」
いきなり入ってきた関西弁(?)の自己紹介。
そっちを見ると、やっぱりイケメンがいた。
「智は相変わらず関西弁下手くそだな。まぁ、エセ関西人だから仕方ないか」
「な・・・っ、ばらすなや!」
「えっと・・・智喜、よろしくな」
「コイツとよろしくなんてしなくてもいいからな」
「何やと!?」
「テメェら五月蝿ぇぞ!!」
桐慈の一喝により不毛な言い争いは終了した。
「じゃあ新歓兼交流会の説明すんぞー」
で、あまり説明とも言えない説明をされ(その分は学級長が頑張ってた)、鬼と逃走者を決めた。
馨も智喜も鬼だったのに、俺は逃げる方だった・・・。
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