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「…あ、そぉだ!お母さんに言って皆でクリスマスパーティーする?ほら、神梨(かみり)ちゃんとか連れておいでよ!」
「…ん…そうする…」
そっちのほうが楽しいかも。
あ、ちなみに神梨って言うのは私の親友で、本名は沖田神梨(おきたかみり・17歳)。
「私も五碼(いつば)呼んどくから〓」
「…それ、お姉ちゃんが一緒にいたいだけでしょ。」
お姉ちゃんにはもうすぐ結婚する彼氏がいる。
「あ、ばれた?ww」
「…はぁ。お姉ちゃんはいいなぁ……自分の正直な気持ち、ちゃんと言えるから。」
私はいっつも照れて正直な気持ちを言えない。誘うことはできても何か言い訳を付け足してしまう。
「美音はツンデレだからしかたないよー!」
「違う!!絶対ツンデレじゃない!!」
否定はするけど最近そう思えてきたのは事実。
「ツンデレは自分に正直になれないの。聖也もボケてるところあるからねー」
「…」
聖也は昔、お姉ちゃんが大好きだった。…私とお姉ちゃんは瓜二つ…もしかしたら、お姉ちゃんの代わりなのかもって思うときもある。
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