知らないの?

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私、素直じゃない+ヘタレだから。 「そうなったら早速言わなきゃね!」 お姉ちゃんは私の部屋を出て行った。 「……はぁ…」 メールも録にしてこないから少し不安。 もしかして、私だけが? とか思ったりする。 「……」 最初の頃はまだメールやら電話やら…無理にでも会える日作ってくれたりしていた。 「いつからこんなに素っ気なくなっちゃったんだろぉ…」 悩みすぎて頭痛くなる。 「……」 少し眠い。 あぁ、今日って何日だっけ… 私はカレンダーを見た。 「……24日…かぁ…」 悔しい、すごく。 「……」 …今思った。 「私が聖也の仕事場に行ったら驚くかなぁ…?」 試してみる価値、あると思わない? 「お姉ちゃん!!」 私は階段を急いで下り、お姉ちゃんのところに行った。 「今から聖也のとこ行ってくる!!」 「えっ!?…止めといたほうがいいんじゃないかなぁ…?」 私は靴を履いてドアを空けた。 「決めたの!!聖也の反応見るって!…行ってきます!!」 私は走って聖也の仕事場に向かった。
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