一章 独り言

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2、インスピレ―ション お互いに、話しをする様になってから、趣味嗜好が、あっていた。ゴ―りキが、書いた。どん底の中に、 『真実は……考えてご覧ょ!その真実がひょっとしたら、お前さんの命取りかも知れねえど…』 と言う下りの言葉が有ると云うと、何と、 『俺にゃ、どっちみち同じ事さ!命取りなら命取りでも…』 僕は、久し振りの歓喜を味わった。 まさか、と思い、『何を、…ってるんだょ?分からねぇなあ。ぺ―ぺル、おめぇ、どんな真実が欲しいんだ。?自分自身の真実なら、お前のにも分かってるし誰だって知っている。』そう言って見た。何と、 『待て、ガアガア言うなぁ。こいつに聞いてみよう。おい、爺さん、神様ってものはあるのかい?』 驚いた事に 『人間は、皆んなぁ生きている…川を流れる木片みてぇになぁ…建てるさきから木片がふっとぶ…』 と言うが早いか、 『どうだ?あるのかい?さ、言えょ…』 返って来た。 『信じればあるし、信じれなければないょ…信じるものにはあるよ…』流石にもう出ないだろう。すると、『どれ、お茶でも飲んでくるか… 飲み屋迄行かねぇか?おい!』 って?なんだよなぁ!マジですかやるか?気になっていた 僕は、驚いた。今度は、僕の方が、参った。 『何を見てるんだね?』 『いゃ…待て…するとつまり…』 僕はそこで詰まった。 『じゃ、おら、一人で行こう』 間髪入れず 『すると、何だね…お前さん…』 僕には、もう、手が出ない 『ナ―スチャはいるの?』 『いねぇょ』 出て来ない 『きゃがあった』やっと思い出した『未だ生きてるかい?』 『そっとしておおきょ…』 未だやるのだろうか?今度は、不安が、横切った。 『お前さん…何だってここに突っ立ってるんだい?』『何時でも行くょ…行けと言うのなら』 『ちょっと話しが、有るんだけど…』 『ぺ―ぺルこっちへおいでよ』 『行かねぇ…嫌だ…』 コワイね!って思っていた!僕は、彼女は、劇団員か、芝居の経験者かって思う!逸れならうなずけるが、それか、女優かもって思った。 其れか、よほどの文学少女か、女性だ!
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