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2、インスピレ―ション
お互いに、話しをする様になってから、趣味嗜好が、あっていた。ゴ―りキが、書いた。どん底の中に、
『真実は……考えてご覧ょ!その真実がひょっとしたら、お前さんの命取りかも知れねえど…』
と言う下りの言葉が有ると云うと、何と、
『俺にゃ、どっちみち同じ事さ!命取りなら命取りでも…』
僕は、久し振りの歓喜を味わった。
まさか、と思い、『何を、…ってるんだょ?分からねぇなあ。ぺ―ぺル、おめぇ、どんな真実が欲しいんだ。?自分自身の真実なら、お前のにも分かってるし誰だって知っている。』そう言って見た。何と、
『待て、ガアガア言うなぁ。こいつに聞いてみよう。おい、爺さん、神様ってものはあるのかい?』
驚いた事に
『人間は、皆んなぁ生きている…川を流れる木片みてぇになぁ…建てるさきから木片がふっとぶ…』
と言うが早いか、 『どうだ?あるのかい?さ、言えょ…』
返って来た。
『信じればあるし、信じれなければないょ…信じるものにはあるよ…』流石にもう出ないだろう。すると、『どれ、お茶でも飲んでくるか…
飲み屋迄行かねぇか?おい!』
って?なんだよなぁ!マジですかやるか?気になっていた
僕は、驚いた。今度は、僕の方が、参った。
『何を見てるんだね?』
『いゃ…待て…するとつまり…』
僕はそこで詰まった。
『じゃ、おら、一人で行こう』
間髪入れず
『すると、何だね…お前さん…』
僕には、もう、手が出ない
『ナ―スチャはいるの?』
『いねぇょ』
出て来ない
『きゃがあった』やっと思い出した『未だ生きてるかい?』
『そっとしておおきょ…』
未だやるのだろうか?今度は、不安が、横切った。
『お前さん…何だってここに突っ立ってるんだい?』『何時でも行くょ…行けと言うのなら』
『ちょっと話しが、有るんだけど…』
『ぺ―ぺルこっちへおいでよ』
『行かねぇ…嫌だ…』
コワイね!って思っていた!僕は、彼女は、劇団員か、芝居の経験者かって思う!逸れならうなずけるが、それか、女優かもって思った。
其れか、よほどの文学少女か、女性だ!
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