一章 独り言

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『あら…どうしてさ?何を怒ってるの』『気が、めいってしゅうがねぇんだ…長談義はもう飽きあきしたんだ…』『あたしも…飽きあきしたのかい?』『そうだょ』すると、通話は、突然途切れた。逸れにも、僕は、茫然となった。 その夜の事だった。僕は、夢の中に、いゃ、確かに彼女も夢の中に…話しの続きをしていた。 『さあ…話して来れよ…』 『何を話せって言うのょ?是以上無理に愛しているものじゃなし、それにお慈悲を乞うなんて、あたしの性分じゃないんだから…本当の事言ってくれて有り難う』 『本当の事って?』 『あなたをもう愛していないって、他の人に乗り換えるって』 『そうなの?』 『お前こそ、どうなんだい。他にいい人でも…』 『話しをすり替えるの?』 『何の事さ?』『お前の心にでも、聞く事だなぁ…此処にはもう、私の心はないんだろう』 『アナタこそ何を言うの』 え!台詞が、違うぞ、まぁ、いいか? 『アナタこそ、もう、私を見ていないんじゃないの?』 『見ていないのは、君じゃないのか?絶えず、いつも、僕の精神と肉体は君とあると、愛のプロポーズした時から言っていただろ』 『ソウだったかしら』『僕は、嫉妬と言う化物に悩まされ続けて来たのか?』 『そうなるわね』『何ってお笑い草だね。どっちも、お互いに、嫉妬の炎をたぎらせていたなぁんて…』 『嘘ばっかり、私と連れ歩く時だって向こうの方ばかり向いていた癖に…』 『たまたまだろう。逸れを言うお前だって、あの人、いいセンスしているわって言っていたろう』 『あれは、もっと、アナタにも、最、奉仕のそう言う気持ちをもっともって欲しかった』 『違うだろうが、本音は…』 『アナタの悪い癖ょ。本音のその後は、何ょ』 君こそずるいぞ解っているんだろうが、君は、俺が、こんな事、照れくさくて言えるモノかい。その代わりに、キスの嵐さ。』 『え!そんな…』 『ソレ以上の意思表示はないょ』 『まぁ!恥ずかしいですわ!』 『皆が、見ていますょ』 『なぁにぃ構うモノか!是が、俺の気持ちなんだから…』 う~ンはっと眼を冷めた。 ユメの続き ゴ―リキの書いた小説ではない 僕が書いた小説だからある訳がない
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