大切なもの <ライル・ウォーカー>

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「すごい久し振りだよね、ルークが街に戻ってくるの!!王都に行ったきり全然帰って来ないんだもん」 今回僕は、しばらく前に王都に行った幼馴染みって事になっている。 しばらく振りに帰ってきて、二人に会いに来たって設定だ。 「ねぇルーク、どの位街に居られるの?」 「一ヶ月位の予定だよ」 「そうなんだぁ」 僕がにこやかにグレンと談笑していると、いきなり腕を掴まれた。 「・・・・・・・ちょっと顔かせ」 「どういう事だよ!!」 「君の死を周りに知られない為の措置さ」
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