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「いい加減に認めなよ。このままだと何も叶えられないまま死んじゃうよ?」
「はっ!!うるせぇ!!俺はな、まだ死ぬ訳にはいかねぇんだよ!!だいたい何だ?"何でも叶う"だって?だったら俺を今すぐ大金持ちに出来たりでもすんのか!?」
「君がそれを望むならね」
僕がそう答えるとライルはぐっと言葉を詰まらせた。
はぁ…。
これは、もう少し説明が必要だね。
「ごちそうさま」
「あ、おいっ!!」
「・・・君の仕事が終わる頃にまた来るよ」
僕はそう言い残して席を立つと、まだそこにいるライルを残して店を出た。
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