第二章

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いや、ここで戻されても困るんだけど。 まだ公園から出てないし。 ……はぁ。まあいいか。 たぶん時間の無駄だな。 でも、本当に何もないな。 せいぜいブランコと…砂場?ぐらいか。 それに、人が一人もいない。 ……ま、当たり前だけど。 普通にここでなんか語ってるから分からないかもしれないけど実際今は九時だから。 この時間帯にここにいたらそれは不良だ。 ……。 暇だな。 暇すぎる。 ……はぁ。 気が向いた。 少しだけど…話してやるよ。 俺の、過去を。
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