プロローグ<俺>

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「いつまでそこにいるわけ?もう出るから帰って」 彼女の声が妄想世界から俺を連れ戻した いいところだったのに。。。 「あぁ」 欠伸をしながら俺はソファから立ち上がり、彼女と共に外に出た 「夜は何かあるの?」 がちゃがちゃと鍵をかけながらぶっきらぼうに彼女が聞く 「今日は人が来るんだ」 「そう。あんまりうるさくしないでよね」 「分かってるよ」 「じゃ、行ってくるから」 「おう。気を付けてな」 いかにもカップルらしい会話をして俺たちは別れた 彼女は仕事へ 俺は隣の部屋に戻った
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