プロローグ

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昔、ある世界にそれはそれは栄えた国がありました。 そしてその国の王様には一人の娘がいました。 娘が6歳になった日、王様は娘の魔導師としての資質を計測することにしました。 その娘は魔導師としてはかなりの資質を秘めていました。 魔力量はこの年にして膨大な量を持ち合わせていたからです。 しかしある理由をもとに王様は幼い娘を殺してしまうことにしました。 ですが幼いということと娘への愛故に殺してしまうどころか手をかけることすらできませんでした。 そこで王様は娘を人里離れたところに捨ててしまいました。
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