はじまり

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ある山奥、一人の少年が走っていた。 「やばい!やばいって」 そう言いながら少年は、後ろを確認した。少年の後ろには、体長十メートルは超える巨大な鳥が、追いかけていた。 「げっ!もうこんな近くまで近付いてやがる!」 そう言いながら少年は、自分の腰に装備した小刀に手を掛けた。 それと同時に巨大な鳥は口を大きく開けて突っ込んできた。 少年は、タイミングよく飛び小刀を抜き巨大な鳥の目玉に突き刺した。 「ギョエエエエエ」 「へっどんなもんだ。これにこりたら早く帰りな。」 だが、巨大な鳥は怯むのではなく向かってきた。そう鳥は、怒っているのだ。 「ちくしょぉぉぉぉぉ!」 少年は、そう言いながらまた走り出した。
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