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クソ!クソ!クソ!
ジャックは、心の中で何度もライムを責めていた。
なんでだ!!俺は、確かにビックバードの時は失態をした。だけどなぜあそこまで言われなければならない!クソ!
「………まぁいいや絶対いつか親父を越えてギャフンと言わせてやる!」
「お父さんが、なぁーに?お兄ちゃん。」
ビクッ。ジャックは、いきなりの後ろからの声にビックリした。
後ろを振り向くと、ジャックよりも小さな女の子が立っていた。
女の子は、前髪は目が隠れるぐらいまで長く髪は、後ろで2つに結んだおだんごが特徴的である。容姿は、きれいと言うより可愛らしいの方があってるのはきっとまだ幼いからであろう。
そんなこの子の名前は、ソフィー・ブラット。ジャックの妹である。
「うおっ!ソフィーか。なんでもない、親父に母さんの手伝いしなさいと言われただけだ」
と質問の答えになってないことを言うジャック。かなり慌てているようだ。
「?」
首を傾げるソフィー。
「かっ母さんは、どこにいるか知っているか?」
無理やり話しを反らしたジャック。
「台所にいたよ。母さんなら」
とそんなことにも気づかないソフィーは、かわいらしく台所にある方に指を指した。
「あっありがとうなソフィー。」
そう言いながら走って台所に行くジャック。
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