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だから笑うなっての!!
「アガルって誰?」
「?」
何その…ん?って顔。
首まで曲げて……うっわー///
は、反則でしょ!!!
って私何言ってんの!?
反則も何も最初から圏外にも入ってないし、こんな奴!
「だからさっきアガルって言ったけどもしかして……私のことそう呼んでんの?」
「違った?」
うっわー!!
人の名前を正々堂々と間違えるなんて、サイテー!!
有り得ない。
私の兄上の名前を昇じゃなくてアガルだなんて………
…………ん?
ア ガ ル ?
上がる?
昇るから上がる?……は?
こいつ馬鹿なの?
昇るから上がるって、何それー馬鹿じゃんε=(>ε<*)プッ
「ぷっ」
「?」
あ、やばっ!!!
また笑い声が漏れちゃった。
「とにかく私の名前はアガルじゃなくて昇だから!よく覚えておいて、次間違えたら怒るから」
「……へぇー。昇って言うだぁ。いい名だよね。昇って」
当たり前でしょ、兄上の名前なんだから。
てか、いつまでいんの?
さっきからずっとニコニコ笑いながら私のこと見て、
馬鹿にしてるみたいで腹立つ…
「……もう、起きましたよ。まだ何かあるんですか?」
「んーそーだなー」
そう言うと少し迷った表情をして総司は私の隣に腰を下ろした
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