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しかも、こいつときたら
あからさまに俺と話す時だけ嫌そうな顔しやがって……
副長なめてんのか、こいつ。
「あーでは我々の3人で話した結果なんだがねー昇くんは一番組の隊に決まったよ…部屋割は「い、一番組!?」
?
珍しいな、こいつがこんなに動揺するなんて……
「何か問題でもあんのか?」
「別に問題はないです」
……チッ………。
その顔にその表情
本っ当あからさまに問題大有りだよって顔に書いてんだよ!
本当つくづくムカつく野郎だ…
「も、問題がないのならば良かった」
近藤さんもよぉ、こんな奴に気なんか使うなよなぁ…
「次に部屋割だが…最初に君がいた部屋。あそこは空いているからあそこを使うといい。」
「有難うございます」
「しかし隊士が増えて止むおえん時は部屋の移動もあるが、当分は大丈夫だろう」
「(えー)分かりました」
おいおい、
心の声が漏れてんだよ、ばーか
大体、幹部しかない一人部屋を与えてもらったのはお前が長州の間者だったら危ねぇからだってのによ、
調子に乗りやがって。
「では話は以上だ、下がっていいぞ」
「はい。では──…」
「「「?」」」
「これから迷惑をかけると思いますが末永く宜しくお願いします。……では失礼します」
──ガラッー ピシャン
………意外だったな、
アイツ何だいいながら言うことはちゃんと言うんだな。
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